岡山 西川緑道公園 周辺 岡山城天守閣入場30万人を突破 41年ぶり


岡山城天守閣(岡山市北区丸の内)の2016年度の入場者数が8日、30万人を突破した。同市内で大型観光企画やイベントが相次ぎ、訪日ブームによる外国人観光客の増加も追い風となって、1975年度以来、41年ぶりに30万人を超えた。 30万人目は、夫婦で香港から観光で訪れ、午前10時すぎに来場した主婦のマギー・リーさん(43)。天守閣入場口でセレモニーがあり、おかやま観光コンベンション協会の西正尚専務理事から記念品として烏城彫りの飾り盆を贈られた。リーさんは「幸運に感謝している。天守閣からの眺めが見事で、香港の友人に勧めたい」と話していた。 16年度の入場者数は当初から好調に推移。県とJRグループがタイアップした大型観光企画「デスティネーションキャンペーン」(4-6月)が始まった4月は約3万3千人で、前年同月の2倍。同市中心部で現代アートの国際展「岡山芸術交流」が開かれた10、11月はともに30%を超える伸び率となった。 外国人入場者数は3万7826人(1月末時点)で、統計を取り始めた04年度以降、既に過去最多を突破。昨年7月に岡山空港発着の国際定期便が就航した台湾からの観光客が多いという。 1966年11月に再建された天守閣の入場者数は、山陽新幹線が開通した72年度の43万9884人が最多で、75年度までは“開通効果”が続いて30万人を超えた。近年は10万人台で推移していたが、2014年度から県と連携して、後楽園とイベントの同時開催をするといった取り組みを進めて増えている。 市観光コンベンション推進課は「城の魅力アップを図り、引き続き誘客拡大に努めたい」としている。

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岡山 <岡山城天守閣>年間30万人達成 41年ぶり、記念品贈る 

北区丸の内2の岡山城天守閣の今年度の入場者が8日、30万人を達成した。岡山市によると、年間入場者が30万人となるのは1975年度以来41年ぶりという。香港から訪れた主婦、マギー・リーさん(43)が30万人目の入場者となり、記念品が贈られた。

 観光に来たというマギーさんは「予測していなかったので、驚いている。景色もきれいで過ごしやすい町並みを香港の人にも伝えていきたい」と大喜び。記念品として、城が描かれたおぼんと扇子を受け取り、記念撮影に収まった。

 岡山城天守閣は1945年の岡山空襲で焼失したが、市が再建して1966年11月に開業。過去の入場者総数は1100万人を超える。96年度には年間の入場者が約8万8000人にまで落ち込んだが、近年は増加傾向にあるという。

 おかやま観光コンベンション協会岡山城事務所の若林久司館長は「外国人観光客の増加や岡山芸術交流の開催、岡山後楽園と連携した取り組みが数字に結びついているのではないか」と分析している。


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岡山城入場30万人を突破 41年ぶり

岡山城天守閣(岡山市北区)の今年度の入場者数が8日、30万人を突破した。1975年度以来41年ぶりの記録。30万人目は、夫婦で訪れた香港のマギー・リーさん(43)で、おかやま観光コンベンション協会の西正尚専務理事から、記念品が贈られた。

 リーさん夫妻は初めての岡山訪問で、5日から同市に滞在し、岡山城見物を楽しみにしていたという。

 同協会の職員に呼び止められたリーさんは、西専務理事から「おめでとうございます」と祝福され、記念品の七宝焼のお盆を受け取った。リーさんは「全く予想していなかったので驚きました。東京や京都、大阪と違い、ゆっくり観光ができるので、香港の友人にも勧めたい」と話していた。

 岡山城は45年、米軍による岡山空襲で焼失し、66年に再建された。初年度は約25万人の入場者があり、ピークの72年度は約44万人を記録。その後、10万人台に低迷する時期が長く続いたが、近年は岡山後楽園と連携を図るなどして外国人観光客や城ファンを呼び込み、回復してきた。

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参考

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